忍の里 その4
凄まじくも心地よい肉圧に押し潰されながらも、周期的に月の光に照らされたピンクの突起物が、仁之助の顔を刺激する。堅質と柔質の間のような、不思議な感触を顔にねぶりつけられていると、先ほどの爆発的な射精の後にもかかわらず、仁之助の物はムクムクとその首を持ち上げ始めた。
  「く・・やばい、立つな、おとなしくしろっ。これ以上絞り取られたいのか、相手はくの一なんだぞ?」
  仁之助は必死に状況を自分の物に説明したが、仁之助の物は言うことを聞かない。
  そんな必死な仁之助の心中を見透かすように、真名鶴は鬼女の笑みを浮かべた。
  「フフフ・・いいじゃないか、そんなに怖がらなくても。お前の物はこれからされることがわかっているのさ。怖いことなんか何もないんだ、ただその身を委ねていれば・・・。」
  真名鶴の動きが止まり、胸に少し力を加えると、腕を使わずとも仁之助のアゴを持ち上げた。そして真名鶴の潤みきった漆黒の瞳を仁之助に覗かせた。
  仁之助にとって、いつもは美しく気高く聡明で、辛い修業の間はどこか心の頼りにしていた存在の真名鶴。
  その真名鶴が、今、自分に向かって明らかな敵愾心を持ち、自分に挑んできている。その潤んだ瞳の奥では何を考えているのだろう、自分をどうする気なのだろう。
  「!」
  仁之助は今更ながらに今の状態が泣き言で済む問題ではないことに気がついた。
  「こ・・・この女は一体どこまでやる気なんだ、俺はいったいどうなるのだ!?」
 
  仁之助は急にぞっとした。その微妙な動きを、修業で磨かれた鋭敏な肌で感じ取った真名鶴は優しく低い声で、くゆっくりと仁之助に囁いた。
  「今・・・
  「お前の物が・・・
  「私の太ももに当たっているよ・・・。
 
  そういえばそうだった。真名鶴の淫靡な動きにかられた仁之助の物は、己の意志とは逆に大きく反り返り、今、真名鶴の太ももと太ももの間に添えられたところだった。真名鶴はわざと股を閉じずに、その脈打つ体温を、股の柔らかい肌でずっと感じていたのだ。
 
  「閉じて・・・
  「あげようか・・・・・
 
  真名鶴はそう言うと首を後に反らせ、夜空を見上げて静かに目と口元をとじた。
 
  「ま・・・真名鶴。い・・いやだ・・。」
 
  すでに仁之助の物は硬直を通り越し、この世の何よりも柔らかく滑らかな太股の内側に、先ほどからじわじわと勝手に刺激を受け続け、遠慮なく我慢の汁を真名鶴の太股に塗り散らしていた。
  仁之助の心臓の音と、仁之助の物を通る脈の音が大きく響く。目を閉じた真名鶴はそれを聞いているのかもしれない。この世で最も柔らかく恐ろしい内ももは、ゆっくりと閉じ始め、少しずつ少しずつ仁之助の物を挟みこみ、仁之助の全体を、まるで液体に近い感覚で包み込んだ。
  急激な快感のために頭の中心にズキっと刺激が走った。こんなことは初めてだ。仁之助の体はピンとのけ反った、その反射で仁之助の物は一層、真名鶴の太股の奥に引き込まれた。
 
  「とろけてしまいそうだろ? さあ、おいで・・・」
  真名鶴は仁之助の腰を両手で抱え込んだ。
 
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