忍の里 その5
「あ・・・・あ・・・。」
ズリ・・・ズリ・・・。
少しずつ奥へ奥へと、仁之助の物は誘われる。真名鶴の体にぶつかって、もうこれ以上奥へは入らないだろうと思っても、弾力性を持った真名鶴の太ももは、意外なほど深く、埋もれれば埋もれるほど仁之助の物をむっちりと締め上げる。
「ひ・・・」
仁之助は意外だった。先ほどとは打って変わり、突然自分の先っぽに射精感を感じると、それはあっという間に下半身を巡り、頭を犯し、仁之助はあられもなくヨダレを流した。
「こ・・こんな、き・・急に! ひ・・ぎ・・・」
仁之助を襲ったのは、技術らしい技術とは呼べない、本物の感触、本物のくの一の太ももの感触だった。それは、拷問のため、あるいは一撃必殺のために焦らすような、かけひきのある性技ではなく、男共に天国と地獄を見せるくの一のそのままの力だった。
くの一の太ももの筋肉は特殊である、力を入れれば足を動かさずとも肉の締まりだけでイノシシを絞め殺せる。また、力をぬけばその間に蝶を挟んでも、再び空に離してやれる。そんな硬軟の性質を兼ね備え、それを自由に操ることができるのだから、男の物を捻じって絶頂に導くことなど容易いことなのだ。

「まして、仁之助。お前になぞ修業の成果をありていのまま晒す必要もないわ。ただただ乱暴に、私の太ももで撫でてやれば、それでお前は終わりさ。」
愚か者を見るような目で真名鶴はそう呟いた。何度も侮辱の限りをつくされ、実力の差も省みず、怒りに任せてめにものみせてやろう、と憤る暇もなく、

「あは・・・あ」

真名鶴の太ももを突き抜け、向こう側へ。 仁之助の白濁液は快感にすなおに飛び散った。
またも大量。 腰の筋が引きつる。 圧倒的倦怠感。 再び真名鶴に恐れ入る仁之助。
「だ・・・だめだ、全くはむかえない・・・。
「俺の体は大丈夫か?、だいぶ足にガタがきているな。真名鶴に支えられていなければ倒れるだろうな・・・」
しかし、そんな状況を把握している時ではなかった。先ほどから射精している仁之助の物が、ひととおり噴出しきって萎れ始めると、真名鶴の太ももは再び柔化をしはじめ、その圧力で仁之助の物を四方八方からいっせいに襲いかかり、再び強烈すぎる快感の沼に仁之助の物を溺れさせた。
「あああー!!」
仁之助は絶叫した。すでに終わったと思っていたところへ、再び男の最後の絶頂を迎えたからである。
びゅびゅびゅっ
ほとばしる体液。真名鶴はさも当たり前のような顔をして、自分の太ももを艶めかしくまるで軟体の生き物のようにすり合わせている。しかし一見柔らかそうにみえるその股は、決して休むことを許さない絶え間ない悦びの感触を波状に送り続けている。
それが先っぽに伝わる度に、仁之助の体は身悶え、反り返り、射精を強制される。
どんなに振りほどこうとしても、急速に体力を奪われてまるで力がでない。
満足そうに意識が遠のき始めた仁之助を見つめる真名鶴。まるで赤ん坊が寝つくのを見る母親の顔のように、優しく包み込むまなざしだった。

そんなゆっくりした時間が流れる上とは逆に、激流のような責めと、射精が続く下半身。真名鶴の太ももは、強く閉じては緩み、緩んでは締めつけて、仁之助の全てを搾りとっていた。仁之助の体は自分の射精の力でビクビクと動くだけだった。

動画 アダルト動画 ライブチャット