お嬢様のぬいぐるみ その2
お嬢様、雪江と打ち解けあって、数日が過ぎた。
雪江も僕を気に入ったらしく、香田さんに言って、僕をへやの掃除に呼ぶことが多くなった。
初めは渋い顔を見せた香田さんも、雪江に友だちができたことが、やはり嬉しかったようだ。

しかし、さすが何年も部屋に閉じこめられただけあった、完全に浮世離れしている。感覚が、普通の人とはまるで違うのだ。
「武史君、二段目の引き出しから、私の下着を持ってきて。」
「は・・・はい」
「もう、友だちなら『はい』じゃなく、『ウン』でしょ?」
「あ・・・はい!」

別に雇い主だから緊張しているのではなく、女性物の下着を手にとったのが初めてなのだ。
それを受け取ると、僕の見ている前で、平気で白い高級シルクの寝巻きのボタンを外し始める。
僕はとっさに後を向いたが、年頃の僕にこれはきつい。
悪気はなかったが、壁にかけてある鏡に気づいてしまった。なんのために後を向いたのか。
一生懸命、ボタンを外し終え、ベッド上に座りながら、慣れた手つきで上着を脱ぐと、病弱な女の子らしからぬ豊満なバストが現れた。淑女としてのたしなみなのか、また親のエゴなのか、小さく見えるよう、普段からキツメのブラをしているようだ。しかし明らかにブラの上からはみだしている。
「・・・・・・・ムクリ。」
・・・・年頃の男の子にとって、反応するなという方が無理だ。
葛藤する僕を置いて、雪江は遠慮なくキツメのブラを開放すると、一斉に押さえつけられていた胸が、たわわに弾む。ロケット型という奴か、服のうえからでは想像できない形の良さと大きさだ。

「・・・・・・・ムクムクリ。」
・・・・誰が僕を責められる?不能者だってこんな芸術品を見たら立っちまうさ。

ベッドから足を下ろし、パジャマの下も着替える。ズボンをズリ下ろし、とても長くてキレイな脚線美が見えたところで、さすがにそれ以上は覗けなかった。しかしなんて凄いスタイルをしているのか?文句なくレースクイーン以上である。

目をつぶっている僕に、彼女がふざけて、後から柔らかい物をぶつけてきた。それは僕の頭にからみ、立った今まで含んでいた生暖かい感触が伝わってきた。
けらけらと笑い転げる彼女の心情とは別に、なるべく下半身を見せることなく彼女の下着を洗濯に出しに行った。


彼女の悪ふざけはエスカレートしていった。
ある日は急に後からしがみつき、おんぶの姿勢を取らされ、ある日はテレビで観た卍がための練習相手にされた。どちらにしろ、こんな年頃の娘とすることではない。
「ねえ、お願いがあるの。」
馬ごっこをしている時、ふいに彼女が言った。
馬ごっことは僕が床に、四つんばいになって彼女がまたがって、部屋中を徘徊するのだ。今日のパジャマは、やはり白のシルクだが、下と上に別れていない、がばっと一着で全身を覆うようなタイプだ。そのため、それがはだけると、彼女の股間部分の下着が、僕の背中に押しつけられた。

「お願いってなんですか?」
お友達とは言え、やらされてることは奴隷のマネみたいなものだから、敬語で聞いてやった。 「・・・・エロビデオが見たいの。」


まったく箱入り娘は困る。とにかくそういう事に興味が湧いてしょうがないようだ。
僕は昼休みを利用して、ビデオ屋へ行くと、適当なのを選んで、仕事の帰りがけに雪江に預けた。興奮した雪江の目は、今まで以上に大きくらんらんとしていた。
「この娘の病気を直したかったらエロビデオで治るぜ・・・」
この娘の両親を浮かべて呟いた。

雪江はその夜、猛勉強をしたらしい。次の日、その成果を僕に見せたがった。


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