お嬢様のぬいぐるみ その3

「こうやるんでしょ?」
枕元のクスリを取り換えようとした僕の頭を無理矢理ねじり、強引に唇に吸い付いた。
「!!」
チュポンとその唇を剥がすと、にこっと笑ってさらなる研究結果を発表した。
「あと、キスって、唇を相手の唇にいっぱい這わすんだよ。」
雪江はそう言うと、もう一度僕の頭を、ベッドに座った彼女の高さに力ずくで運んだ。僕はバランスが崩れ、ベッドに倒れ掛かった。やはり、もともと頑強な娘なんだ。
彼女の唇は、言ったとおり、僕の唇を吸い込むように這い回った。いつの間に薄いピンク色は、甘い唾液で浸されていた。

ぬるぬると、彼女は目をつぶって僕の味をみるように、僕の口を弄んだ。

チュポン
「・・・・・・」

しばらくボーっとなってしまった。
甘い女の香りが鼻から口から、僕の神経を刺激し続けたのだ。おまけに相手は日陰に生きてきた高貴な品を持った美女。自分の境遇が今更ながら、わからなくなった。


「どうしたの?」
そう言うと、彼女は僕をやさしく抱きこんだ。
ガチャリ。
「え」

何の音だ?手に冷たい物が。ん?あ!
「手・・手錠!!!??」

してやったり、と、けらけら笑う彼女。このアイテムの持つ野蛮さを理解していないようだ。
驚きあきれる僕の表情が、さらに彼女のツボらしい。僕の顔を見てまた泣きながら笑いだした。
「ひーひー」
しなやかな指で涙を拭う。

「お・・・おい、なんだよこれ!?すぐにはずしなよ!」
ベッドの下で手錠をされ、膝を付いて座っている僕と、ベッドの上の雪江、まるで御主人様とペットじゃないか。こんなのはゴメンだ。っていうかどっから持ってきた!?

様々な思惑が巡る僕を、しばらく笑っていた雪江だったが、おとなしくなると、瞳をうるませ、口元に薄い笑みを浮かべて僕を見つめた。
「って・・おい、聞いてるの? 外してくれよ、鍵は?」
全然聞いていなかった。
雪江は喋り続ける僕をウルサイと言わんばかりに、片手で頭を掴み、例のロケットおっぱいの中に沈めた。鼻を突くような女独特の甘い香りが、僕の思考を止めた。パジャマごしに充分すぎるほど、彼女の肉圧を感じる。僕の両頬は、両方とも別の肉塊に圧迫されている。
僕の頭をなぜながら、彼女は僕をやさしく見下ろしている。
そして、もう片方の手の行く先が決まった。
長く細い腕は、僕の下半身に届こうとして、僕の顔をもっとズブズブと彼女の胸に中に沈めた。
肝心の手は、僕のチャックに届き、しなやかな指がチャックをジリジリと開く。
「もがもが・・おい、なにやってんだ!?」
空気を見つけて僕は口をきいた。
「・・・しっ、静かに・・・」
彼女は真剣な様子だ。
こぼれでた、僕の物の側面を、彼女の二本の指が挟んだ。そして、じわりとしみ込むような力を加えた。
「ああ・・・」
ゆっくり、ゆっくりと僕の物をしごきはじめた。
僕は顔いっぱいに彼女の柔らかさを感じながら身悶えた。
彼女が声にならないように静かに笑った。
高級なシルクの香りと女の香りに包まれて、ついでに両手は手錠に包まれて、どうすることもなく僕の物は彼女の高貴な指に任され、はちきれんばかりに血をめぐらせ、その快感、感触に脈を打って答えていた。
「ああ・・・もうだめ・・。
「!・・そういえば、ビデオの男の人もそう言ってた。」
・・・・なんのビデオだっけ?頭がモウロウとして思い出せない。
「それで女の人はこう言ったの。」
・・・・イヤ予感がする。
『まだだめ、許してあげないわ。』
ゲッ!
「お・・おい、あれは商品なんだ、作品なんだよ、何から何までマネするなよ!」
僕の哀願も虚しく、彼女の指の動きは絶妙な力加減で弱まった。
「うわ・・・あ」
どうしようもない、なんともいえない、下半身にたまる行き場の無い射精感。

顔を歪めて、本気で参っている僕をみて、雪江はとても嬉しそうに笑みを浮かべた。
一旦射精感がおとなしくなったかと思ったところで、雪江の指は、再び獲物にとろけそうな快感をこすりつけてきた。
「うぐ・・ぐお・・」
「・・・どうしたの?気持ちいいの?」
初めてとは到底思えない。相手の快感度数を明らかに見透かしている。
僕の絶頂が再び近くなった時、彼女の指は再びその力を弱める。
「あ・・・・あ・・・・」
「こんな簡単に感じるなんて。武史は指が好きなの?それとも雪江のおっぱい?」
「な・・なにいってんだ? いいかげんやめろよ!」
力無く罵った。だってここでやめられることは苦痛なのだから。しかしこのまま生殺しが続くよりははるかにマシだ。
「あ・・・そんな強がり言っちゃって。」
雪江の口調はさっきから至って静かだ。それは釈迦が動物に説教を聞かせるように。反対に僕の声はますます荒れていく。
「うをあ・・・っ!」
僕の物に伝わる脈で、その状態がわかるのか、さっきから密着しっぱなしの雪江の指は、再度僕に苦渋の悦楽を与えるようにその上を這い回った。
「あああああ・・・!」
「ふふっ はいダメ、」
「ああああ・・・」
下半身にはすでにタンカー分の精液がつっかえているのではないか?ジンジンと痺れ、重い。
「はい、武史の好きな雪江の人さし指・・・」
僕の蛇口をあけるような彼女の指の動き、しかし一向に開けてくれない。僕のパイプは冬の凍結、膨張のように亀裂が入り始めている。

「ん?それともおっぱいがすきなんだっけ?」 胸と一緒に僕の頭を少しグラインドさせた。
「・・・・です。」
「ん?何?・・・」
「・・が好きです。」
「なーに? ほんとにこのままやめちゃうよ?」
「雪江の指もおっぱいも好きです!!」

「はい、よくできました。」
天使のような笑顔で僕を包むと同時に鬼のように僕の物をしごいた。
「はあ・・あ・・あ・・あ・・・
彼女の胸のなかで、僕は脊髄を痺れさせて絶頂に達した。
気を失った僕を、彼女は頭を埋めたままの姿勢で抱きかかえていてくれた。

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